ドワンゴ、2016年度新卒入試でも「負担を折半」で受験料制度を実施--寄付は行わず

佐藤和也 (編集部)2014年11月12日 12時17分
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 ドワンゴは11月12日、2015年度の新卒入社試験から導入した受験料制度について、2016年度においても実施することを発表した。

 同社は2013年、「本気の人にだけ受験してほしい」という意図から、ニコニコ動画にちなんで2525円の受験料を徴収し、その受験料は全額寄付すると発表 。首都圏の受験者が対象で地方在住者は免除する形で実施した。一方で、東京労働局からは、本制度の受験料が採用活動の手数料にあたらない可能性があるなどの指摘とともに、翌年度以降は実施しないよう、指導票による行政指導を受けている。

 2016年度についてはこの指摘を受け、一部内容を変更する形で実施するという。1次試験である書類選考までに実際にかかる費用として算定した金額の約6000円を、同社と受験生で半分ずつ負担する形で、3000円を受験料として徴収。対象は首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の受験者に限り、これら以外の在住の受験者は受験料の支払いは発生しない。また徴収した受験料の寄付は行わず、当初寄付する方針として2015年度に徴収した受験料165万6400円について、行政指導を受けたことに基づき、寄付先としていた日本学生支援機構との協議のうえ、中止するという。

 同社では前年度の導入について、受験生の増加に企業側の負担も増え、本当に必要な人材を見極める十分な時間をかけることが難しい現状から、時間をかけてひとりひとりの潜在的な能力をしっかりと見極めるためと説明。成果としていも書類応募者が前年度比で36.8%と減少するも、内々定者数で同98.1%、内定承諾者数で同125.5%と、前年と変わらない数の内定者を出し、内定辞退者も減少するという期待通りの結果を得られたとしている。

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