Dellは米国時間11月5日、マルチタッチLCDスクリーンとタッチとスタイラスを含む作業台を組み合わせる「smart desk」コンセプトによって、デスクトップを再発明するビジョンを披露した。
Dellが披露したsmart deskのデモは、実際の製品というよりコンセプトで、Hewlett-Packard(HP)が「Sprout」を発表した1週間後に行われた。Sproutは、Dellのsmart deskと同様にタッチとスタイラス、プロジェクタを含む「Blended Reality」インターフェースだ。
Dell Worldカンファレンスで、同社は研究と革新の取り組みの概要を説明した。smart deskコンセプトはその主役だった。一言で言えば、Dellのsmart deskはアーティストやエンジニア、アナリスト、建築家、さらにワークフローに関する支援を必要とする同様の作業者向けに設計されたものだ。Dellによると、同社はサードパーティーのソフトウェアベンダーとも提携して、さまざまなアプリケーションを同社の「Precision」ワークステーションやsmart deskと組み合わせる予定だという。
HPのSproutの特徴は、11月に発売予定の同インターフェースがメイカーズムーブメントに訴求し、3D設計を容易にすることを目指していることだ。HPのSproutインターフェースは11月9日に1899ドルで発売される予定だ。
デルは、smart deskにエンタープライズ的な要素をより与えようとしているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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