賃貸情報ポータルサイト「ヘヤジン」を運営するイタンジは、ネット専業の無店舗型不動産仲介サービス「ヘヤジンプライム」の提供を開始した。当初は東京23区全域の約6万物件を掲載。対応地域は順次広げる計画だ。
部屋探しの現場ではこれまで、仲介業者依存のビジネスモデルにより、借手も貸手も手数料というコストを負っていた。イタンジでは今回、人件費や店舗家賃といった固定費を抑えることで仲介手数料を無料とし、貸手への成果報酬型のビジネスモデルを構築した。
同社によれば、成果報酬型であるため、貸手は業務委託や広告掲載などの費用と不動産会社に委託していた人的負担を抑えながら、物件成約を増やせるメリットがあるという。
借手は、内見はウェブで予約し、現地で運営スタッフと待ち合わせる。契約手続きは従来通り現地の不動産会社で行うか、自分の都合に合わせた時間と場所で行うかを選べる。なお、後者は事務手数料3000円がかかる。
サービスを使うには会員登録が必要。会員は無料と有料の2種類があり、無料会員は公開物件のみ閲覧でき、月額700円の有料会員は公開物件の5倍以上である非公開物件も閲覧できる。
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