ノートを保存し、広範囲にわたる端末間で共有するサービスを提供するEvernoteが、そのプレミアムサービスの価格を2015年に改定するという。同社最高経営責任者(CEO)を務めるPhil Libin氏が明らかにした。
Libin氏は、ダブリンで開催されているWeb Summitカンファレンスで現地時間11月3日、Evernoteはプレミアムサービスの価格を変更する予定だと述べた。価格が上がるのか、それとも下がるのかについては明らかにしなかったが、国によってどちらの場合もあり得ると同氏は述べた。
The Guardianは、同氏の発言を先に報じている。
Evernoteは無料でも利用できるが、月額5ドルを支払うとファイルストレージ容量が増加し、オフライン作業が可能となり、同社のサポートを受けることができる。Evernoteの人気の理由となっているノート作成と同期の機能はすべて、どちらのバージョンでも利用可能だ。
Libin氏によると、Evernoteは2007年、プレミアムサービスの価格を月額5ドルと「適当に」設定したという。同社は数年前、その価格が「不適切」だと判断し、それ以来新しい価格体系を検討してきた。
Libin氏は、新しい価格体系を2015年「初頭」に導入する予定だと述べた。
Evernoteにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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