Amazonは、「Prime」会員を対象に容量無制限の写真ストレージを米国で発表した。拡大し続ける同社の配送およびメディアサービスにさらなる魅力的な要素を追加して、顧客を取り込む考えだ。
Amazonの新しい「Prime Photos」は、人気の高いクラウドストレージサービスである「Box」「Dropbox」「One Drive」「Google Drive」などと同様に、音楽、映画、ドキュメント、写真といったデジタルファイルを保存して多様な端末からアクセスすることのできるストレージを2000万人と推定されるPrime会員に提供する。ユーザーは、Appleの「iOS」搭載端末(「iPhone」と「iPad」)やGoogleのモバイルOSソフトウェア「Android」をサポートする端末、そしてウェブから写真をアップロードできる。
Amazonの「Cloud Drive」サービスに登録しているユーザーには、Prime会員であるかどうかにかかわらず5Gバイトの無料ストレージが提供される。Amazonによると、それだけでも約2000枚の写真を保存できるという。「Fire」タブレット、そして、Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏が2014年に入って発表したFireスマートフォンを所有するユーザーには、Fire端末で撮影または保存したすべての写真を対象とする容量無制限のストレージが既に提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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