通信大手Sprintは米国時間11月3日、株式市場の取引終了後に2014会計年度第2四半期決算(9月30日締め)を発表した。その内容は厳しいものだ。
同四半期の純損失は、7億6500万ドル(1株あたり19セント)となった。
売上高は85億ドルで、非GAAPベースでの損失も1株あたり19セントだった。
これに対し、ウォール街のアナリストらは、売上高を86億9000万ドル、1株あたりの損失をわずか11セントと予想していた。
しかし、おそらくそれ以上に衝撃的なのは、米国第3位の移動体通信事業者であるSprintが、約2000人の人員を削減すると発表したことだろう。
同時にSprintは、社内外の候補者ならびに親会社であるソフトバンクの人材から幹部層を育成するべく、マネジメントレビュー(経営陣による見直し)を開始したという。
同社はまた、年間コストを2014年度の支出水準から15億ドル削減したい考えだ。
Sprintの最高経営責任者(CEO)Marcelo Claure氏は、第2四半期決算を発表する声明の中で、同社は「変革の旅」に出発したと述べている。
以下は、同四半期におけるその他の発表内容だ。
Sprintはそのほか、「『iPhone』の発売が当社史上最大の成功を収め、記録的な販売台数を達成した」ともアピールしたが、具体的な数字は明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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