ASUS JAPANは10月28日、SIMフリースマートフォン「ZenFone 5」(A500KL)と時計型ウェアラブルデバイス「ASUS ZenWatch」を発表した。ZenFone 5は11月8日より発売する。価格は16Gバイトモデルが税別で2万6800円、32Gバイトモデルが2万9800円。いずれも同社のオンラインショップで販売する。ZenFone 5とASUS ZenWatchを同時予約または同時購入すると5000円値引くキャンペーンも開始しており、期間は2015年1月31日まで。
ZenFone 5は2014 International CESで発表されたASUSの「ZenFone」シリーズの1つだ。
今回の発表は、ASUSTeK Computerの会長Jonney Shih(ジョニー・シー)氏が台湾より来日し、自ら説明した。「ASUSはイノベーションが活力。われわれが思い描き、多感に追い求めるものは、誰もが手軽にデジタルライフを楽しめる世界。その挑戦は、すべてのみなさまの幸せのため。ZenFoneは、誰でも気軽に堪能できるワンランク上の贅沢ができる」とアピールした。
搭載OSはAndroid 4.4.2。5型ワイドTFTカラータッチスクリーンIPS液晶(1280×720ドット、WXGA)、プロセッサはQualcommのSnapdragon 400(1.2GHz)、2Gバイトのメインメモリを搭載し、ストレージ容量は16Gバイトまたは32Gバイト+5GバイトのASUS WebStorageサービスが付く。
カメラは、アウトカメラが800万画素、インカメラが200万画素となっている。バッテリは2110mAhを搭載し、連続待受時間は、3Gが約395時間、LTEは約180時間。SIMは1スロットで、NTTドコモのSIMやNTTドコモのMVNOに対応する。MVNOの設定プロファイルのプリインストールや独自アプリなど、日本向けにさまざまなカスタマイズが施されているのが特長だ。カラーはブラック、ホワイト、レット、ゴールドの4色がラインアップする。
プリインストールアプリは、日本語入力アプリ「ATOK for Android」に加え、スケジュールから日常に便利な情報をロック画面やホーム画面に表示する「What's Next」、タスク管理アプリ「やることリスト」、Bluetooth経由でデバイスを無線のタッチパッドとして使用できる「Remote Link」、Wi-Fi経由でデータの送受信ができる「Share Link」、手書き入力ができるメモアプリ「SuperNote」、PC上でデバイスの操作が出来る「PC Link」など、13のアプリが日本向けにカスタマイズして搭載されている。
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