Amazonは米国時間10月23日、第3四半期決算を発表し、同社の最高財務責任者(CFO)Tom Szkutak氏は投資家との電話会見で、同社が自社製スマートフォン関連の損失として1億7000万ドルを計上したことを明らかにした。
Amazonのこうした不振は、スマートフォン事業に参入することの難しさを浮き彫りにしている。スマートフォン分野では、唯一、Appleが大きな利益を上げ続けている以外、市場リーダーであるサムスンでさえも苦戦している。スマートフォンは、Amazonが拡大し続けている端末シリーズの一翼を担うはずだった。同社の端末ラインアップは、単一モデルの電子書籍端末から各種タブレット、メディアストリーミングボックス、そしてスマートフォンにまで拡大してきた。
同社は23日、第3四半期の損失が前年同期から著しく拡大し、業績はウォール街の予測を下回ったことを明らかにするとともに、第4四半期の売上高も期待に沿えないものになる可能性があることを警告している。「Fire Phone」関連の費用は、第3四半期の損失4億3700万ドルのうち大きな割合を占めている。
Amazonは7月、ワイヤレス通信事業者のAT&Tとの独占的提携を通じてFire Phoneを発売した。同端末は市場に影響を与えることはできず、2カ月後には2年契約付きの価格が200ドルから99セントに引き下げられた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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