米郵便規制委員会は米国時間10月23日、米国郵便公社(USPS)による「Customized Delivery」と呼ばれるサービスの市場テストの実施を承認したことを明かした。Customized Deliveryは、郵便局の配達員が早朝に食料品を配達するというもので、テストはサンフランシスコで開始される。通常、商品は午前3時~午前7時の間に配達される。
この市場テストは早ければ24日に開始され、最長2年間続く予定だ。USPSが郵便規制委員会に要請すれば、このテストはさらに1年間延長される可能性もある。
「AmazonFresh」は、生鮮食品や乳製品、肉類などの食料品をオンラインで注文できる機能を会員に提供し、注文を受けた食料品を即日か翌日に顧客に届けるサービスだ。AmazonFresh会員は、食料品の注文に地元の商品やAmazon.comの商品を追加することもできる。USPSを配送業者として使うことで、Amazon はコストを節約し、サービス対象地域を迅速に拡大することができる。
現時点では、AmazonFreshはサンフランシスコとロサンゼルス、サンディエゴ、およびAmazonの本社があるシアトルのみで提供されている。同社は10月、ニューヨーク州ブルックリンにもサービスを拡大した。期間限定で、ブルックリンの対象地域に住む「Amazon Prime」会員はAmazonFreshを無料で利用し、食料品やAmazon.comの50万点以上の商品を即日か翌日早くに配達してもらえるサービスにアクセスすることが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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