米Yahooは米国時間10月21日、2014年第3四半期(9月30日締め)の決算を発表し、パートナーに支払うトラフィック獲得コスト(TAC)を除外した売上高が前年同期比で1%強増加し、10億9000万ドルになったと述べた。一部費用を除外した利益は、1株当たり52セントだった。アナリストらは事前予想で、売上高が10億4000万ドル、利益は1株当たり30セントという、前年同期をやや下回る数字を挙げていた。
Yahooは、同社にとって重要な財務指標であるディスプレイ広告の売上高が引き続き減少し、前年同期比6%減だったと述べた。eMarketerによると、世界のデジタル広告市場におけるシェアは、Googleが32.4%で、議論の余地なくリードしているという。Facebookはシェア8%で第2位、Yahooがシェア2.4%でそれに続く。
Yahooの最高経営責任者(CEO)を務めるMarissa Mayer氏は、2014年第3四半期のモバイル関連の売上高が2億ドルを上回ったと述べたが、過去の売上高とは比較しなかった。同氏は、2014年通期ではモバイル関連の売上高が12億ドルを超えるとの予測を示した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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