スマホ漫画「comico」で島耕作の少年期を公開--まさかの“新人枠”から

 NHN PlayArtは10月22日、スマートフォン向けコミックサービス「comico(コミコ)」において、人気漫画シリーズ「島耕作」の少年期を描いた「少年 島耕作」を公開した。作者である弘兼憲史氏のデビュー40周年を記念したものだという。

 同作は「社長 島耕作」の連載150回を記念して、2012年34号から3号限定で雑誌「モーニング」に掲載された作品で、講談社以外のメディアで公開されるのは初めて。また、comicoの特徴である縦スクロールのフルカラー漫画として、島耕作が読めるのもシリーズ初となる。

 comicoでは、同社がプロ契約した漫画家の「公式作品」を毎日掲載。また一般ユーザーの投稿作品を「チャレンジ作品」枠に掲載しており、人気が高かったり、スタッフの目に止まったりした作家の作品は、プロ契約して公式作品へと昇格できる。9月30日時点の公式作品数は97作品。

 今回公開する「少年 島耕作」は、弘兼氏の「新人作家の気持ちに戻り、これまで未経験の挑戦をしてみたい」という思いから、一般の新人作家と同じチャレンジ作品枠で公開するという。人気が高ければ、他の作品と同様に「ベストチャレンジ」枠や公式作品枠へとステップアップする。


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