MetaMoJiは10月15日、iOS 8用手書き日本語変換入力「mazec(マゼック) for iOS」のアップデート版を提供開始した。
mazec for iOSは、画面に手書きし、直感的に入力できるのが特長だ。読めない難しい漢字の入力や、フリック入力やローマ字入力に抵抗がある人も、従来のキーボードに代わる入力手段になる。
画面サイズが大きくなったiPhone 6/iPhone 6 Plusは、片手で操作する際に親指が届かない領域がある人もいる。その不便さを解消するため、入力画面の横幅を縮小して、左または右に片寄せることができるようにした。
また自動スクロール領域を詳細に設定でき、手の大きさや持ち方に合わせて入力画面を細かくカスタマイズすることが可能になった。
MetaMojiでは、入力画面カスタマイズ切替機能の開発について、「iPhone6/6Plusは大きな画面になり、可能性が広がる一方で、入力環境として個人の好みにより適応していきたいという思いがあった」という。
mazec for iOSは、iOS 8の登場とほぼ同じ日本時間9月18日にリリースされた。セキュリティを不安視するユーザーの声に応え、OSのキーボード設定にある「フルアクセスを許可」をオフにしたままでもmazecの基本機能を利用できるアップデートを10月6日に行ったばかりだ。
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