リアルタイム対戦型の脳トレアプリ「BrainWars(ブレインウォーズ)」を提供するトランスリミットは10月9日、LINEのゲームファンドであるLINE Game Global Gateway、ユナイテッド、East Ventures、Skyland Ventures、Genuine Startupsから、総額3億円の資金を調達したことを発表した。
BrainWarsは、世界中のプレイヤーとリアルタイムに戦える脳トレアプリ。ランダムにマッチングしたユーザー同士で20秒、3ラウンドのミニゲームを解きながら、スピードや正確性などのスコアを競い合う。
ミニゲームは「正しい記号を選択する」「矢印の方向にフリックする」など、誰でも理解できるシンプルな内容。アプリは基本無料で遊べるが、課金アイテムの“コイン”を消費することで、待ち時間を短縮できるアイテムを購入したり、対戦中に自身が得意なミニゲームを選べる権利を得たりできる。
5月にサービスを開始し、米国AppStoreのゲームカテゴリで1位を獲得。アプリ(iOS/Android)の累計ダウンロード数は300万を超える。また、海外ユーザー比率が95%と高いことも特徴だ。
同社では今回の資金調達に合わせてLINEと提携し、LINEが持つ約5億6000万のユーザー基盤を活用した新たなゲームコンテンツを開発する予定。調達した資金はエンジニアやゲームプランナーなどの採用、開発環境の整備など、世界展開を視野に入れた体制の強化に充てるとしている。
また、7月時点で2700万ダウンロードを超えるスマートフォン着せ替えアプリ「CocoPPa(ココッパ)」を始めとする、ユナイテッドが運営するスマートフォンメディア事業との協業なども予定しているという。
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