サイファー・テックは10月9日、電子書籍の国際規格フォーマットEPUBに対応した「DRM 搭載EPUB 配信ソリューション」を11月から開始すると発表した。複製対策を施した電子書籍アプリが作成できるサービスだ。専門書などを配信する小規模な出版社や文書のデジタル管理を進める企業などに向けたもの。
データの利用や複製などを制御・制限するDRM技術を中軸にしたデジタルコンテンツの不正コピー対策事業を展開するサイファー・テックと、EPUB閲覧ソリューション事業を展開するビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ(BPS)が連携して展開する。
EPUBビューアは、iOS版、Android版、Windows版、Mac版が用意される。初期費用として各OSにつき税別40万円の費用がかかるほか、別途月額費用が必要になる。ユーザー数や目的に応じて提示するとしているが、およそ1万ユーザーで200万円を見込む。別途コンテンツの作成料が必要で、紙媒体や画像データなど、オリジナルのデータをもとに行う。費用は別途見積もるとしている。販売サイトや配信先は別途自社で用意する必要がある。
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