freeeは10月6日、「クラウド給与計算ソフト freee」の正式版を公開した。給与額が自動で計算され、給与明細の発行と配布、社会保険や年金などの支払に関する書類などを1クリックで作成できる。
クラウド会計ソフトのfreeeとも連携しており、これらの給与に関するデータは自動で会計データとして登録されるという。利用料金は、従業員3人分までの給与計算が可能な基本プランが月額1980円で、従業員を1人追加するごとに月額300円がかかる。無料のお試しプランも用意されている。
同社によれば、5月にリリースしたβ版は1万3000を超える事業所で利用されている。登録事業所の40%が創業1年未満で、実際の利用者は80%が経営者であり、給与計算業務の知識がなくても使える簡単さが好評だという。
また、利用者を対象に実施したアンケートでは、「毎月30分かかっていた業務がわずか1分になった」など、毎月の給与計算業務が大幅に楽になったという声が多数寄せられたという。実際に70%以上の利用者が、給与計算業務にかかる時間を削減できたと回答しているそうだ。
今後、11月中を目途に「年末調整」機能を実装する予定。給与計算業務担当者と他の従業員の双方の作業が簡単になるようにするという。
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