ソニーは9月29日、スカパー!プレミアムサービスチューナを内蔵し、4K試験放送「Channel 4K」が視聴できる4Kメディアプレーヤー「FMP-X7」を発表した。発売は10月18日。想定税別価格は4万円前後になる。
FMP-X7は、スカパー!プレミアムサービスチューナを内蔵したほか、XAVC S形式で撮影ができるハンディカムとUSB接続することで、4K動画を接続したUSB HDDに保存したり、HDMI接続した4K対応液晶テレビ「BRAVIA」で視聴できたりする。
2系統を備えたHDMI端子は、1系統はHDCP 2.2に対応し、4Kプロジェクタなどを接続し、4K映像の再生が可能。もう1系統はあえてHDCP 2.2を非対応にすることで、HDCP 2.2非対応のAVアンプと接続しても映像や音声が送れる。音楽ファイルの保存、再生もでき、ハイレゾ音源にも対応する。
サイズは高さ50mm×幅250mm×奥行き261mmで、重量約2.3kg。本体にHDDは内蔵しておらず、番組録画の際にはUSB HDDの接続が必須となる。また、地上デジタル、BSデジタルチューナも搭載していない。
対応するBRAVIAと接続すれば、BRAVIA側のリモコンでFMP-X7を操作することが可能。接続もHDMIケーブル1本のみなので、快適に操作できる。
FMP-X7では、現在試験放送中のChannel 4K視聴に加え、スカパーJSATが2015年3月の開局を予定している有料の4K専門チャンネルとアクトビラが12月に開始する予定のインターネットで4K動画を配信する「アクトビラ ビデオ・4K」の視聴にも対応予定としている。
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