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新たなロボット掃除機「ネイト Botvac」が日本参入--無人カーで使用する技術を活用

坂本純子 (編集部)2014年09月26日 15時19分
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 ネイト ロボティクスは9月26日、全自動ロボット掃除機「ネイト Botvac(ボットバック)」シリーズとして「Botvac 75」と「Botvac 85」の2機種を発表した。10月4日より、ビックカメラとコジマの各店舗で先行販売を開始する。

「ネイト Botvac」
「ネイト Botvac」

 Botvacは、Dシェイプデザインを採用し、本体前方にワイドブラシを配置したロボット掃除機だ。丸形のロボット掃除機が比較的弱く、ホコリがたまりやすい部屋の壁ぎわや隅の掃除に適しているという。


Neato RoboticsのCEO 兼 会長のジャコモ・マリーニ氏

 Neato Robotics CEO 兼 会長のジャコモ・マリーニ氏は、「他社はランダムナビゲーションで、何かにぶつかるまで直進するのに対し、Botvacはグーグルの無人カーが使っているものと同じ技術を採用している」と最先端のロボット技術を採用していることをアピールした。

 Botvacは、SLAM (Simultaneous Localization and Mapping:同時に位置確認と地図化)を活用した人工知能「Botvision」などにより、室内の形状や家具のレイアウトを正確に測定して、部屋の壁ぎわ約1cmのところに沿って移動し、規則正しく掃除する。

 また独自のレーザーセンサを搭載しており、室内を1秒間に360度1800回測定し、センサからの情報に基づき、瞬時に判断しながら移動。これにより、ランダムに部屋を動き回るのではなく、部屋の形状や家具のレイアウトなどを把握し、規則性のある直線的なパターン(システムナビゲーション)で掃除するとした。

Neato Roboticsは、200ドル以上のハイエンドの掃除機市場をターゲットとする。今後も成長が見込めるマーケットという
Neato Roboticsは、200ドル以上のハイエンドの掃除機市場をターゲットとする。今後も成長が見込めるマーケットという

 このほかにも、現在の部屋の掃除が完了後、隣の部屋を自動認識して掃除を行う「マルチクリーニング」機能、一度予約設定をすれば、毎日指定の時間に自動で掃除を開始する「オートスケジュール」機能、掃除の途中で電源がなくなっても自ら充電台に戻り、充電後には途中の掃除場所から再開する自動再開機能を搭載。

 さらに最大級の276mmワイドブラシ、壁ぎわのゴミを正確にかき出し、ゴミをまき散らしにくいサイドブラシ、微細な花粉やハウスダストなど0.3マイクロメートルの微粒子も吸着するというアレルゲンカット高性能フィルタを備える。

 価格はいずれも税抜で、上位モデルのBotvac 85が6万4800円。Botvac 75は5万9800円。基本性能は同じだが、Botvac 85にはアレルゲンカットフィルタが1つ多く付くほか、ペットの毛や髪の毛などのかきこみに適した「2重らせんブラシ」付属する。

 Neato Roboticsは、北米市場では2位のシェアを持つロボット掃除機メーカーという。スタンフォード大学の起業家支援制度を利用した3名の学生が、女性が使える家庭用ロボットの開発を目的として2005年にシリコンバレーで創業。2010年に最初の製品を出荷した。ネイト ロボティクスは米Neato Roboticsの日本法人で、日本市場に本格的に進出するにあたり初の海外現地法人として5月に「ネイト ロボティクス株式会社」を設立している。

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