Hootsuiteが現地時間9月25日、6000万ドルの資金調達を完了したと発表した。Hootsuiteは、バンクーバーに拠点を置き、主にソーシャルメディア管理ダッシュボードで知られる新興企業だ。
最新の資金調達ラウンドでHootsuiteが調達した資金の総額は2億5000万ドルになる。同社の評価額は今や10億ドルに達したとうわさされている。
Hootsuiteの最高経営責任者(CEO)であるRyan Holmes氏は、声明で次のように述べている。「今回の資金調達は、われわれがグローバルレベルでより迅速に規模を拡大し、最高に革新的な製品を市場に投入するのに役立つだろう。この驚異的な成長の中、投資家たちの力強い協力が得られたことは、Hootsuiteにとって素晴らしい画期的な出来事だ」
そして、拡大というHootsuiteの目標は、かなり急速に実現に向かいつつあるようだ。Hootsuiteはこの資金調達のニュースと合わせて、ソーシャルメディアでの交流に音声通話を組み入れるソーシャルテレフォニーの新興企業Zeetlの買収を発表した。Zeetlの技術を使うと、たとえば、音声通話で企業につながる直リンク付きのツイートをフォロワーに送信することができる。Hootsuiteはこの音声通話技術を、カスタマーサービス部門を持つクライアントに提供していく。
Hootsuiteは今回の買収の前にも、ソーシャルキャンペーン管理プラットフォームのBrightkitを買収している。HootsuiteはBrightkit買収により、ソーシャルマーケティング管理スイート「Hootsuite Campaigns」を強化した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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