ウォンテッドリーは9月18日、クリエイティブな記事を中心に閲覧できるiPhone向けニュースアプリ「Siori(シオリ)」を、最新OS「iOS 8」の配信に合わせて公開した。当初は、「WIRED」と「VICE」のニュースを配信する。
Sioriは、知的好奇心が旺盛な人が、新しい発見やライフスタイルの変化のきっかけを得られるようなクリエイティブな記事を配信するニュースアプリ。クリエイティブ、サイエンス、カルチャーなどに関連した記事を中心に揃える。
“全ての動作をインタラクティブにする”という設計思想のもと、アップルの新プログラミング言語「Swift」によって開発された。スワイプや引っ張るなどの直感的なジェスチャー操作だけで閲覧できるようになっている。記事にはコメントを残せるほか、ブックマークにも保存できる。
「クリエイティブな記事を深堀りすることでインスピレーションを感じたり、知的好奇心が刺激され、新たな仕事のアイデアが生まれる。これは『はたらく』を面白くするというWantedlyの理念に沿ったもの」――Sioriの開発担当者である久保長礼氏は、同社がニュースアプリを提供する狙いについて、こう説明する。一部機能の利用にはWantedlyのアカウントが必要になるという。
Sioriでは、一般的なニュースの指標とされるページビューやユニークビジターといったアクセス数ではなく、読了率などのエンゲージメントを重視している。そのため表示されるニュースは、拡散されたものよりも、最後まで読まれた回数が多いものを優先して並び替えるという。
現在は2媒体だが、今後も良質な記事を配信するメディアのコンテンツを少しづつ増やしていきたいとしている。リリースから約3カ月で10万ダウンロードを目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス