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まもなくイベント開催、iPhoneとiWatchも登場か?--松村太郎のAppleニュース一気読み

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 9月2日~9月8日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。

アップル、特別イベントをライブストリーミングへ--「iPhone 6」登場か
アップル、特別イベントをライブストリーミングへ--「iPhone 6」登場か

 いよいよ、Appleのプレスイベントまであと1日を切った。米国西海岸夏時間9月9日午前10時から、Apple本社のあるクパティーノのFlint Center for Parforming Artsで開催が予定されている。ライブストリーミングも予定されており、日本時間9月10日午前2時から視聴可能だ。

 今回どのような新製品が登場することになるのか。また、Appleが新たな製品カテゴリやサービスのカテゴリに参入する、非常に重要なイベントになることが予想されている。

 また、今回はプレスへの対応も異なっている。例年、米国のメディアを中心にクパティーノやサンフランシスコで開催するイベントへ招待し、日本のメディアは発表の翌朝、Apple Store銀座店やその他の会場で報道向け説明会が開催され、日本で新製品に触れるチャンスが得られる。しかし今回は、日本を含む世界中のプレスがクパティーノに集められている。

 2014年は、Appleにとって新しいチャレンジや変化が続いている。今回のイベントも、大きな転換点を迎えることになるのか、期待して見守りたい。

アップル、特別イベントをライブストリーミングへ--「iPhone 6」登場か(9/2)

著名人アカウントのハッキングに関して、Appleが調査結果を公表

 Appleは先週から、iCloudのハッキングへの対処に見舞われている。女優のJennifer Lawrenceさんら著名人のプライベートなヌード写真が複数流出した問題が起きた。ほかに流出したアカウントとして、Ariana Grandeさん、Victoria Justiceさん、Kate Uptonさん、Kim Kardashianさん、Rihannaさん、Kirsten Dunstさん、Selena Gomezさんが含まれていた。

 この問題についてAppleは、積極的に調査を行い、iCloudの機能の1つであるFind My iPhoneの脆弱性に対応した。同時に、ハッキングの原因については、この脆弱性を活用してハッカーらはパスワードを思考し、総当たりの手法で攻撃を行うことで、対象のパスワードの推測に成功していたとみられる。

 ちなみに、この方法を行うためには、アカウントにユーザー名を知っている必要があるが、iCloudのアカウント名はiCloudメールと同じであることが多く、同サービスを使えば相手にユーザー名が分かってしまうことを意味する。

 Appleは40時間以上にわたる調査の結果として、集中的なターゲットへの攻撃によってハッキングされたとの声明を発表した。ユーザーは、一般的なインターネットサービスを利用する際と同様に、iCloudアカウントへの2段階認証の適用など、自衛策を採る必要がある。

アップル、著名人画像流出と「iCloud」脆弱性の関連を「積極的に調査」 (9/2)
アップル、「Find My iPhone」の脆弱性に対応(9/2)
アップル、著名人写真流出で調査結果を明らかに--ターゲット攻撃によるもの(9/3)

iPhone 6、いよいよ登場

 9月9日のAppleのプレスイベントの目玉は、なんと言ってもiPhone 6になるはずだ。これまでのiPhoneの画面サイズである4インチを拡大し、4.7インチと5.5インチのモデルが同時に登場するとみられている。サファイヤガラスについては、一部の記事で64Gバイトモデル(これまでの最大容量)を採用してマーケットをテストするのではないか、との見方がある。

 大きな画面に加えて、長らくAppleが採用してこなかった非接触ICチップ、NFCの採用が見込まれている。電子決済はこれまでプリペイド型だったが、8億枚のクレジットカードが登録されているApple IDと決済を紐付けることで、クレジットカードよりも安全で使い勝手を損なわず決済が行える可能性がある。

 もう間もなく、その全貌が明らかになるだろう。

「iPhone 6」、サファイアガラス製画面の採用は64Gバイトモデル限定か(9/3)
次期「iPhone」のNFC対応--実現の可能性とモバイル決済への影響(9/5)

iWatchは発表されるか?

 Appleのプレスイベントで発表されるとみられているもう1つの製品が、iWatchと呼ばれてきたウェアラブルデバイスだ。すでにGoogleがリリースするOS、Android Wearを搭載した製品をはじめとして、多数の腕に巻くタイプのデバイスがリリースされている。こうした環境の中で、Appleは、どのような製品を披露するのか、注目が集まる。

 2つのサイズで2015年に発売という記事が繰り返し流れているが、既存のウェアラブルデバイスでは、カラー液晶画面を搭載し、プッシュ通知の表示、アプリとの連携、時計や心拍計、活動系としての機能などを実現してきた。iWatchについても、機能面では、こうした内容を踏襲することになるのではないかと考えられる。

 最高のiPhoneのアクセサリになるかもしれない。最も注目しているのはその質感だ。iPhoneのアクセサリとしてではなく、その他の高級時計と比較として、評価しなければならないからだ。

アップル「iWatch」、2種類のサイズで2015年に発売か--アナリスト予測(9/5)

 Kuo氏によると、iWatchのケースには2~4種類の材料が用いられる可能性があるという。ゴールドの「iPhone 5s」に合わせて腕時計をゴールドにするというオプションもあり得るかもしれない。iWatchには健康関連の機能が搭載されると予測されており、Kuo氏は、心拍数を測定する背面センサが装備されると述べている。

iPhoneの7年を振り返る

 iPhone登場を前に、iPhoneの7年を振り返るコラムを掲載中だ。iPhoneはハードウェアの魅力を、ソフトウェアとアプリによって作り出してきた歴史がある。ハードとソフトの双方を扱うことができる点が、Appleのスマートフォン市場における強みであり、市場拡大に関しては弱みでもある。ただし、ユーザーの体験がより重要となるモバイル市場においては、現在のところ、Appleの手法が成功しているようにも見える。

 その成功によって作り出されたカルチャーについて紹介した記事も掲載した。iPhoneのカメラが作り出した新たなクリエイティブについては、皆さんの日常のなかで触れた体験の意味に気づかせてくれるだろう。

iPhoneの7年を振り返る(1)--iPhoneが牽引するスマートフォンのトレンド(9/1)
iPhoneの7年を振り返る(2)--OSとアプリの進化、Appleの強み(9/3)
iPhoneの7年を振り返る(3)--新たなカルチャーを生み出すiPhoneのカメラ(9/5)
iPhoneの7年を振り返る(4)--AppleはiPhoneを中心としたエコシステムへ(9/9)

その他

アップル、M・ニューソン氏を採用--「IKEPOD」創設の著名デザイナー(9/8)
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