ベルリン発--Amazonが、ビデオストリーミングシステム「Amazon Fire TV」を英国とドイツで発売することを明らかにした。これによりAppleやGoogleとの競争が世界市場に拡大することになる。
これまで米国内のみで販売されていたAmazon Fire TVはコンパクトなセットトップボックスで、「Amazon Instant Video」で個別に購入する、あるいはサブスクリプション型ビデオサービスの「Prime Instant Video」経由で、映画やテレビ番組のエピソードを視聴できる。また、今後は「Spotify」などのサービスを用いて音楽をストリーミングしたり、「Amazon Game Studios」でゲームをプレイしたりすることも可能になる。
Amazon Fire TVの価格は、ドイツが99ユーロ、英国が79ポンドだ。現在予約注文を受け付け中で、ドイツでは9月、英国では10月に出荷が開始される。
なお、すでに「Amazon Prime」の登録メンバーになっているユーザーには割引価格が適用されると、Amazonでは述べている。
Amazonにとって最大のライバルは間違いなくGoogleとAppleだ。なぜならこの両社はAmazonと同じく、単なるビデオコンテンツを超えた製品とサービスによるエコシステムの中心になることを狙っている企業だからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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