ベルリン発--ソニーが「AllSeen Alliance」に加盟した。AllSeen Allianceは、あらゆるデバイス同士が相互に通信できるようにすることで、実用的なモノのインターネット(IoT)の実現を目指す団体だ。ソニーは現地時間9月2日、ベルリンで開催される家電見本市IFAで発表した。
ソニーは、LG、Microsoft、パナソニック、Qualcomm、シャープと並ぶプレミアメンバーとして参加するが、同団体には全部で60社以上の企業が参加している。
当然のことながら、IoT対応のスマートガジェットを販売する企業は、本格的な成功を求めている。問題は、AllSeen Allianceのほかにも、IoTに取り組む団体が存在することであり、こうしたライバルを支持する側に複数の大企業が名を連ねていることだ。
このほかの主なIoT標準化団体には、「Open Interconnect Consortium(OIC)」があり、サムスン、Broadcom、Dell、Intelなどの企業が加盟している。もう1つは、「Industrial Internet Consortium(IIC)」で、AT&T、Cisco、IBM、General Electric(GE)、Intelが加盟している。さらに、「Internet of Things Consortium」には、既にIoT技術に関わる複数の企業が加盟しており、先頃サムスンが買収したSmartThingsも含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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