サムスン、「Smart Home」プラットフォームを拡充へ--サードパーティー製品の取り込み目指す

Luke Westaway (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年09月02日 12時30分

 サムスンが、自社の「Smart Home」プラットフォームを拡充してサードパーティーの技術とも連携できるよう、同サービスの門戸を広げる計画だ。

 家電見本市IFA 2014に先立ち、サムスンは、ユーザーが「GALAXY」スマートフォンやサムスン製スマートウォッチから自社の音声認識技術「S Voice」を使って、エアコン、ロボット掃除機、スマートLED電球を起動することができると述べた。

 Smart Homeは、家とその中にあるあらゆるモノを支配しようというサムスンの試みであり、ユーザーの所有するすべてのテクノロジ製品を1つのネットワークに接続することで、理論上は家電製品の制御が簡単になる。

 サムスンは数週間前に、オープンスマートホームプラットフォーム「SmartThings」を買収しており、7月には、コネクテッドデバイス技術の規格策定を目指す企業コンソーシアム「Thread」に加盟している。

 とはいえ、サムスンはSmart Homeポートフォリオに加えられる予定のサードパーティー製品やサービスについては具体的に触れず、代わりに、スマートフォンからドアの施錠や防犯カメラの監視を行ったり、家電製品の使用中の消費電力を確認したり、あるいは現在地情報を使って照明やエアコンのスイッチを入れたりといった、近未来的なシナリオに言及してきた。

 サムスンによると、同社は2014年内にSmart Homeを開発者向けに公開する予定だという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

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