デノン、シンプルかつ大出力を実現したプリメインアンプのフラッグシップ機

  • 「PMA-SX1」

 ディーアンドエムホールディングスは9月1日、デノンブランドからプリメインアンプ「PMA-SX1」を発表した。2013年に発売したSACDプレーヤー「DCD-SX1」にベストマッチするという。発売は10月中旬。税別価格は58万円になる。

 全段バランスアンプ構成を採用し、スピーカのプラス、マイナス両端をパワーアンプの出力段から直接駆動することで、高いドライブ能力を発揮。にじみのないリアルな空間表現を可能にする。

  • 背面

 出力段はUHC(Ultra High Current)MOS FETを用いたシングルプッシュプル構成で、デノンモデルには20年にわたって採用されてきた手法。従来品に比べ定格電流が30Aから60Aに、瞬時電流は120Aから240Aに倍増され、余裕を持った再生を実現しているという。

 プリアウト、トーンコントロール、バランスコントロール、ヘッドホン出力は装備せず、音楽再生時のピュアネスを追求したシンプル&ストレートの回路構成を採用。フォノイコライザには、ヘッドホンアンプを備えたCR型イコライザ回路を搭載する。

 サイズは高さ181mm×幅434mm×奥行き504mmで、重量約30.4kg。デノンではハイエンドアンプには音質への影響を考慮しリモコン非対応としてきたが、SX1にはデノン製CDプレーヤーも操作できるリモコンを同梱する。

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