カシオ計算機は8月20日、デジタルカメラ“エクシリム”の新製品「EX-ZR50」を9月12日に発売すると発表した。市場想定価格は税込みで4万円。
EX-ZR50は、デュアルCPUと2つの画像処理回路を持つ「EXILIMエンジンHS Ver.3」により、1.2秒の高速起動、0.14秒の高速オートフォーカス、0.015秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.26秒の撮影間隔を実現している。16Mサイズで秒間30枚、最大30枚の高速連写が可能だ。
最大の特長は、自分撮りや仲間との撮影に適した新設計のチルト液晶だ。操作ボタン付きの液晶画面により、180度チルトしたまま、撮る・見るなどの操作ができる。ボディは、縦でも横でも持ちやすいボックスフォルムを採用。縦持ち用のフロントシャッターと横持ち用の通常シャッター、2つのシャッターボタンを備えており、自分撮りや仲間撮りが手持ちで楽しめる。Wi-Fi機能とスマートフォン向け専用アプリ「EXILIM Remote(V3.0)」を活用すれば、スマートフォンに画像を送り、SNSで共有することも可能だ。
また、複数の写真を1枚の写真にまとめられる「クイックコラージュ」機能を搭載し、ショートカット機能を使うと、フロントシャッターを押すだけで、直近の画像(4枚または3枚)を1枚の画像にまとめられる。ただし、任意の画像を選んで1枚にすることはできない。
このほかにも、連写合成により芸術的な作品を創り出す「HDRアート」をはじめ11種類のアート効果を搭載。5種類の作風をワンシャッターで楽しめる「アートショットブラケティング」や長時間の変化を短時間の動画に圧縮して見られる「タイムラプス」などの機能も備える。
さらに、好みに応じて肌の色となめらかさを選べる新しいメイクアップモードと、肌の色を変化させて3枚を連写する「メイクアップブラケティング」機能も搭載し、より美しく自分を撮影できるとしている。
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