Screenshotterは、iPhoneのキャプチャ機能を利用して撮影されたスクリーンショットを自動的に抽出するアプリだ。機能は、「スクリーンショットを整理できる」というというシンプルなもの。普段スクリーンショットを撮影することが多く、カメラで撮影した写真とスクリーンショットとがカメラロール内で混在し、スクリーンショットのみを選択するのが面倒な人にとっては非常に役立つツールとなる。
Screenshotterを起動すると、カメラロール内のスクリーンショットが「Screenshots」フォルダに自動的にインポートされる。ただし、インポートされたスクリーンショットがカメラロールから削除されるわけではない。また、Screenshotterはカメラロールの情報を利用しているだけなので、カメラロールからスクリーンショットを削除すると、Screenshotterにも表示されなくなるので注意が必要だ。
インポートされたスクリーンショットに対して実行できる操作は、以下の3つだ。
スクリーンショットは、メールやSNSなどを通じて簡単にシェアできる。もちろん、カメラロールからも写真をシェアすることは簡単だが、たとえば、頻繁にカメラを使ったりスクリーンショットを撮ったりする人にとって、しばらく前に撮ったスクリーンショットをカメラロールの中から探し出すのはかなり大変だ。Screenshotterで見れば、スクリーンショットのみの一覧から素早く写真を探し出せる。
また、スクリーンショットをフォルダに分類しておけば、自分が後で参照するときにもシェアするときにも便利だ。たとえば、筆者の場合は仕事柄、新しいアプリをインストールするたびにスクリーンショットを大量に撮るのだが、撮影直後にアプリごとのフォルダを作って分類しておくと参照しやすい。
必要のなくなったスクリーンショットは、アーカイブして表示されないようにできる。フォルダをプロジェクトで分類しておき、プロジェクトが終わったらアーカイブするという使い方もできる。Screenshotterの公式サイトによると、今後バックアップ機能がつく予定とのことなので、フォルダ単位でバックアップできれば、さらに便利になるだろう。
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