検索関連サービスの強化を目指す米Yahooが、ローカル検索を手がける新興企業Zofariを買収し、地域のお勧め情報を生成するテクノロジを手に入れた。
Zofariの買収が発表されたのは米国時間8月8日のことだが、5日には既にTechCrunchが報じていた。
ストリーミング音楽サービスのPandoraはパーソナライズされたラジオ局を生成するが、Zofariもそれと同様の方法で、バーやカフェなどの地域で頻繁に行く場所についてのお勧め情報を生成する。Zofariは、Foursquareを含むほかのローカル検索サービスからの情報収集とユーザーが「Like」した場所の参照によって、Pandoraや映画ストリーミンスサービスのNetflixでお馴染みの「これを気に入った人には、これもお勧め」といった類のお勧め情報を生成する。この機能はPandoraやNetflixに「インスパイア」されたものだ、とZofariは述べている。
Zofariはブログ投稿の中で、「われわれは、美しくて強力なお勧め情報アプリ(と自分たちが考えるもの)を開発した。自分たちが構築した体験をこの上なく誇りに思っているが、当社は小さな企業なので、より大きな規模でユーザーにリーチすることをいつも夢見てきた」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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