ピンタレスト・ジャパンは8月7日、写真共有サービス「Pinterest」のメッセージ機能を世界で同時に公開した。ウェブ版とアプリ版の両方で利用できる。
Pinterestは、スクラップブックを作るような感覚で、自分が気に入った画像を“ボード”に収集し、他のユーザーと共有できるサービス。2010年に米国でリリースされ、2013年10月に日本語に対応した。現在、7億5000万以上のボードに整理された、300億以上の画像(Pin:ピン)があるという。
今回実装されたメッセージ機能は、ピンを選択して「ピンを送信」ボタンを押すことで利用できる。受信したメッセージには返信が可能。個人宛てだけでなく、10人までのグループでのやりとりもできる。なお、メッセージはPinterestユーザー以外にも送信でき、SMSやEメール、Facebookなどに対応。今後、LINEと連携する可能性もあるという。
8月6日の会見には、来日中の米Pinterestの共同創業者Evan Sharp氏が出席。Sharp氏はPinterestの競合サービスについて「直接的なものは現在いない」と話し、「Pinterestは(写真からアイデアを練るなどの)プロジェクトやコンテンツが先にあって、友人(とコミュニケーションをとること)はその後」と類似する他サービスとの違いを説明した。
追って、Sharp氏へのインタビューを別記事で掲載する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」