シャープ“大きすぎない”4K「AQUOS」登場--40、50V型をラインアップ

  • 左から「LC-40U20」「LC-50U20」

 シャープは8月5日、4K対応液晶テレビ「AQUOS」に40、50V型をそろえた「U20」シリーズを追加した。パーソナルでも楽しめる4Kテレビを目指す。発売は9月10日。40V型の「LC-40U20」が想定税別価格23万円前後、50V型の「LC-50U20」が同30万円前後になる。

  • 浮遊感のあるスタンドデザイン

 AQUOSは、6月に発表した「UD20」シリーズ、2013年11月に発表した4K相当の高精細表示ができる「XL10」シリーズを4K対応テレビとしてラインアップしており、U20を加えると7サイズ10機種をそろえる。4K試験放送、4K映像IP配信の受信環境を備えたUD20、40V型まで画面サイズを引き下げたU20をそろえることで、4Kテレビを訴求していく。

  • スリムフレームを採用する

 U20は、スリムフレームによるコンパクトデザインを採用。40、50V型という4Kテレビにとっては小さめサイズとなる画面サイズ展開で、パーソナルでの需要を開拓していく。本体幅は40V型で90.1cm、50V型で112.3cmのコンパクト設計。パーソナルルームや限られたスペースにも設置しやすい。

 HDMI 2.0に対応したほか、コンテンツ保護規格HDCP 2.2に準拠した4K対応の最新スペックを装備。HEVCデコーダと「ひかりTV」4Kチューナを内蔵し、10月からNTTぷららがネット配信するひかりTVの4K VOD放送を視聴できる。また、「AQUOS 4Kレコーダー TU-UD1000」を接続すれば、スカパー!プレミアムサービスで放送する4K試験放送の視聴にも対応する。

 高画質エンジン「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を備え、2K映像を高画質化するとともに、高精細画像に変換することで、質感、立体感、臨場感などのディテールを引き出すことに成功。2K映像を4Kパネルに最適な映像へとアップコンバートできる。

  • 内蔵されている「スピーカーBOX」

 本体下部に備えたスピーカ部は、左右スピーカと「バスレフ式スピーカーBOX」により、低音再生を強調。下向きのスピーカ構造ながら「新・AudioEngine」の音声LSIを採用することで、クリアな音質再生を実現する。

  • リモコン。スライドショー用の専門ボタンも用意する

 地上デジタルチューナを3基、BS、110度CSデジタルチューナを2基搭載し、USB HDDへの裏番組録画にも対応。USB接続したデバイス内のサムネイルなどがテレビ画面上で確認できる「コンテンツマネージャー」を採用し、静止画、音楽、動画コンテンツなども簡単操作で視聴できる。コンテンツマネージャーは4Kコンテンツにも対応可能だ。

 テレビ内には400Mバイトの空き容量を確保し、写真などをコピーして保存することもできる。ゲッティ イメージズ ジャパンと共同で選定した静止画を見ることができる「かんたん4Kフォトフレーム」機能も備える。

 別売の3Dメガネ「AN-3DG50」を組み合わせれば3Dコンテンツの視聴も可能。無線LAN、Bluetoothを内蔵したほか、Miracastにも対応する。

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