太陽光発電と電気自動車が私たちの未来であり、私たちはできるだけ早く人類の第2の故郷を火星に建設する作業に着手すべきだ、とElon Musk氏は考えている。しかし、億万長者でテクノロジ楽観主義者であるMusk氏は、超高度な頭脳を持つ機械があふれる未来の危険性として同氏が考えていることについても、率直な発言を続けている。
Musk氏は米国時間8月2日、このツイートを投稿し、そうした未来について考察した発売間近の書籍を推薦し、「私たちは人工知能(AI)について、極めて慎重になる必要がある。核兵器より大きな危険性を秘めているかもしれない」と付け加えた。
Worth reading Superintelligence by Bostrom. We need to be super careful with AI. Potentially more dangerous than nukes.
-- Elon Musk (@elonmusk) August 3, 2014
Musk氏がAIに対する懸念を表明するのは、今回が初めてではない。GoogleのRay Kurzweil氏などほかの著名なフューチャリストは、AIについて、はるかに好意的な見方をしており、ロマンさえ感じている。Musk氏は6月、CNBCで、映画「ターミネーター」のようなシナリオが実際に起こる可能性について真剣に考えており、AIがどこへ向かっているのかを監視するためAI企業への投資も行っていると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」