Task Playerは、順番に実行する複数のタスクのまとまりを1つのグループにまとめ、「アルバム」として管理できるタスク管理アプリだ。あらかじめ一つ一つのタスクには、そのタスクにかかる時間を設定しておく。これは、1曲ごとの長さを決めておくようなものだ。そして、このタスクアルバムを再生すると、音楽アルバムを再生するかのように、タスクが順番にカウントダウンされ、次のタスクに移ると音で知らせてくれる。タスクが終わるごとに自動的に次の行動に移りたい場合に便利だ。
最初に、「アルバム」を用意してから、アルバムの中に入れるタスクを作成する。アルバムの盤面にはその場で撮影した写真やアルバムから選択した写真を好きなように設定できるので、タスクアルバム一覧があたかも音楽アルバムの一覧を見ているような雰囲気になる。
アルバム内では、「+」アイコンをタップしてタスクを作成する。タスクには、タスク名、かかる時間、アイコンを設定できる。時間の設定方法には、少し戸惑うかもしれない。時間をタップすると電卓形式のキーボードが表示されるが、たとえば25分のタスクを設定する場合は「2500」と入力し、25がピリオドの左側にくるようにする。「25000」と入力すると、ピリオドが増えて、2時間50分を表すことになる。アルバム画面上部には、各タスクにかかる時間の合計時間が表示される。これは、1枚のアルバムの再生時間ということになる。
アルバムを再生するときは、目的のアルバムを選択して画面下部にある再生ボタンをタップする。画面右下のスキップボタンをタップすると、現在再生中のタスクをスキップして次のタスクに移ることができる。再生を中断する場合は、一時停止ボタンをタップする。タスクの再生中にアルバム一覧に戻ると、画面右上に「Now Playing」と表示されるので、すぐに現在進行中のタスクアルバムに戻ることができる。1つのアルバムを再生し終わると、自動的に次のアルバムの再生が始まる流れだ。
Task Playerは、ビジネスや趣味などさまざまな場面で利用できる。たとえば、議事進行を厳密に求められる式典や会議(音が出ないように設定することも可能)、筋トレなどのワークアウト、楽器のレッスン、料理など、使い方次第で可能性は多方面に広がる。音楽のプレイリストを作る感覚で使えるので、とっつきやすいタスクアプリだ。
>>Task Playerのダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」