プロフェッショナル向けソーシャルネットワークのLinkedInは、モバイル機器での表示方法を改良した。今後は、ユーザーのプロフィールに対してより関連性が高いと同社が考える情報が表示されることになる。
LinkedInは、ユーザーらが迅速にお互いを知ることを支援する取り組みの一環として、同社のサービスにおけるプロフィールの見せ方を再構築したと述べた。
特に、同社はモバイルアプリで、ユーザーの持ち時間に基づく3つのケースに合ったプロフィールの表示方法をデザインし直した。1件で5秒しか使えない人なら、トップ画面だけを読むので、LinkedInは、相手の名前の隣にユーザーとの共通項、たとえば同じ学校に通ったことや、似たような人脈があることなどを表示する。
1分を使える人は、おそらく画面をスクロールして相手の仕事と関心事について読み始めるだろう。5分を使えるなら、もう少し掘り下げて、相手の仕事の履歴をクリックし、その人がどのような仕事をしてきたかを読むだろう。
自分のプロフィールにあまり多くの情報を載せていない人なら、LinkedInのアプリはその世話もしてくれる。さらに情報を追加して、プロフィールを更新するように促すのだ。同社によると、たとえばユーザーがどの地域で学校に通ったかを載せると、そのプロフィールに反応する人数が劇的に増えるという。
もう1つの重要な機能は、他のユーザーがサイト上でどのようにして自分を見つけたかを、LinkedInが教えてくれるというものだ。ユーザーがモバイルアプリの「Who's Viewed Your Profile(あなたのプロフィールを見た人)」のセクションをチェックすると、たとえば誰かが検索でそのユーザーを探したかどうかを知ることができる。
LinkedInは、これらの新機能を最初にモバイルデバイス向けにリリースするが、いずれはウェブサイトにも拡大する予定だと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力