主婦向けクラウドソーシング「シュフティ」を運営する“うるる”と、生活密着型クラウドソーシング「Any+Times(エニタイムズ)」を運営するエニタイムズは7月29日、両サービスのミッションを同時に実現するために協業すると発表した。
シュフティは、再就職を目指していたり、育児中でも事務職などで働きたいと考えていたりする主婦が、PCを使って在宅で“クラウド事務職”として働けるようマッチングするサービス。一方Any+Timesは、日常の家事や家具の組み立てなどの“誰にでもある家庭の困りごと”を、近所の人にインターネットで気軽に依頼できるサービスだ。それぞれ、シュフティは“在宅ワークを通じた主婦の仕事と家庭との両立支援”、Any+Timesは“住民間の交流や地域の活性化”を目指している。
今回の協業により、子育てをしながら働くことが困難な主婦に対し、シュフティ会員の特典として、家事などのアウトソーシングが可能なAny+Timesを安価に提供する。子育てをしながら在宅で仕事をしたい主婦の就業の受け皿になることで、新規ユーザーの獲得を見込む。
またAny+Timesにおいて、シュフティ会員が地域で安心して働き効率的に収入を得られるよう、“ご近所サポーター(仕事の受注者)”としての登録機会を提供。既存のシュフティ会員の社会参画の選択肢を増やし、相互のユーザーが活躍できる場の拡大に取り組むという。
協業開始にともない8月1日~31日の期間中、シュフティに登録している全在宅ワーカーを対象に、Any+Timesの家事代行サービスを利用するための「500円クーポン」を配布する。Any+Timesの家事代行サポート登録者への仕事を、気軽かつ安価に依頼できるようにするのが狙いだ。
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