クックパッドは7月29日、衣類やキッチン用品などを販売するECサイト「アンジェ」を運営するセレクチュアーを子会社化することを発表した。買収金額は5億5000万円。2014年12月期第2四半期までに連結子会社にするとしている。
クックパッドでは、“食”の周辺領域における新規事業の立ち上げに注力しており、EC事業では2012年7月から野菜の定期宅配サービス「やさい便」を提供している。今回、セレクチュアーを傘下にすることで、キッチン用品など取り扱い商品の幅を広げていきたい狙いがあるという。
アンジェは、独自のオンラインショップに加えて「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」、「Amazon.co.jp」などの各種モールにも出店している。ユーザーは9割以上が女性で、そのうち20~40代が8割以上を占めることから、レシピサイト「クックパッド」の利用者との親和性も高いと見ている。
クックパッドでは、セレクチュアーの発行済株式1000株のうち800株を既存株主から取得する。残りの200株については、2015年12月期中に取得する予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス