Facebookは米国時間7月28日、メインのFacebookアプリ経由でのモバイルメッセージングを廃止する最終段階に入ったと述べた。ユーザーは今後、Facebook上でチャットしたい場合、スタンドアロンの「Messenger」アプリを使う必要がある。
Facebookは4月、Messengerのみのシステムを欧州の一部の国でリリースしたが、同システムは現在、世界のその他の地域に広がっている。この動きは、一定時間経過後に消滅する写真及び動画の新アプリ「Slingshot」のようなスタンドアロンアプリをさらに多く開発し、同社サービスへのユーザーのエンゲージメントを維持しようとするFacebookの戦略の一環となっている。
Facebookの広報担当者は「Facebookメッセージを送受信したい場合、Messengerアプリをダウンロードする必要があると今後数日間にわたってより多くのユーザーに向けて通知し続ける予定だ」と述べた。「これまでにも伝えてきた通り、われわれの目標は、Messengerが可能な限り最高のモバイルメッセージング体験となるよう開発努力を注力させ、個別のFacebookモバイルメッセージング体験による混乱を避けることにある」と米CNETに対し語った。
Facebookアプリ内でメッセージを送信しようとする場合、Messengerをダウンロードしていないユーザーは、ダウンロードを促される。メインのFacebookアプリ内で未送信のメッセージを見ることはまだ可能だ。Facebookアプリのメッセージボタンもまだ利用できるが、Messengerアプリへと誘導される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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