Facebookの写真共有アプリ「Slingshot」が、世界中で利用可能になった。同アプリは先週、米国でリリースされていた。
SlingshotはFacebookが提供する新アプリだが、名称にFacebookブランドは含まれていない。Slingshotは「エフェメラルメッセージ」、つまり一定の時間が経過すると消滅するメッセージを送受信するためのアプリだ。非常に高い人気を誇る「Snapchat」と同様、一定時間経過後に消滅する写真の送信機能を備えるが、異なる点もある。Slingshotでは、自分も何かを送信しなければ、メッセージを閲覧することができない。
Slingshotは「iOS 7」以降のiOS、「Jelly Bean」および「KitKat」を搭載するAndroidデバイスで動作する。
Slingshotは友達の電話番号に基づいてサービスを提供するので、Facebookと直接的に関連付けられてはいない。「Paper」などのほかのFacebookアプリと異なり、同社はSlingshotのマーケティングにFacebookブランドを使用していない。
Facebookは2012年、写真共有を手がけるInstagramを買収した。昨今、メッセージングと写真共有はFacebookの戦略の重要な一部になっている。なぜなら、インスタントメッセージングがテキストメッセージに取って代わったことで、携帯電話ネットワークではなく、メッセージングアプリを有する企業がメッセージからの収益を得るようになったからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」