中国の政府当局が北京、上海、広州、成都にあるMicrosoftの複数の事務所に訪れた。調査の目的は不明だ。
Microsoftの広報担当者は中国当局の訪問を認めたが、査察の理由は明かしていない。急襲ともいえる突然の訪問は、South China Morning Post(南華早報)およびReutersが報じた。
Microsoftと中国政府は最近、「Windows XP」のサポート終了、および米国家安全保障局(NSA)に関するEdward Snowden氏の暴露をめぐってもめた経緯がある。Snowden氏の事件は、中国で事業を展開する多くの米国企業のビジネスに損害をもたらしている。Microsoftの事務所に立ち入る一方、中国当局はQualcommの商習慣についても調査中だ。
今回は中国の国家工商行政管理総局がMicrosoftの事務所に調査官を派遣したもので、Microsoftもそれに協力している。
South China Morning Postの報道によると、中国当局は「Windows 8」のセキュリティと価格に懸念を抱いているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」