「Hoverbike」は、空飛ぶバイクというような乗り物で、開発者のChris Malloy氏によると、オートバイのシンプルさとヘリコプターの自由さを併せ持っているという。
Malloy氏はこのたび、この空飛ぶオートバイの開発を継続するための資金を確保するため、3分の1スケールドローンとアクセサリ類を出資金の見返りとして提供するキャンペーンをKickstarterで開始した。
この3分の1スケールドローンは、重さ2.2kg、長さ1155mm、幅590mm、高さ160mm。2つに折りたたむことが可能で、その場合は長さ385mm、幅590mm、高さ165mmとなる。テスト済みの最高速度は20m/sだ。
3分の1スケールドローンのアクセサリとしては、3Dプリンタでプリント可能なCADモデル「Cyborg Buster」が用意されている。人間の3分の1スケールモデルで半関節式のCyborg Busterは、頭部にGoPro製カメラを搭載してビデオを撮影することもできる。その他のアクセサリとしては、キャリーバッグも用意されている。
Hoverbike開発者のChris Malloy氏によると、3分の1スケールドローンは元来、フルスケールのHoverbikeの概念実証用に開発したという。テスト終了時に3分の1スケールモデルが素晴らしいドローンとしての機能を多く持っていることが明らかになったことから、有人モデルの開発を継続するための資金集めに使えるのでは考えたとMalloy氏は述べている。
今回のキャンペーンは9月1日が締め切りで、集める資金の目標額として3万ポンドが設定されている。本稿執筆時点で2万ポンドが集まっている。
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