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シーンで使い分けよう--iPhoneで使えるSafari以外の便利なウェブブラウザ5選

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 iPhoneには、標準でSafariという使いやすいブラウザがインストールされている。他のアプリとの連携がしやすかったりPC版のSafariとの同期がしやすかったりと便利な機能は多いのだが、ウェブサイトの中には、iPhoneのSafariからアクセスすると自動的にモバイル機器からのアクセスだと判断し、モバイル版のサイトしか表示されないことも多い。また、Flashを利用したサイトのゲームなどが利用できないなど、不便なこともある。そうした細かい不満を解消するには、Safari以外のブラウザを利用するしかない。今回は、Safari以外の使いやすいブラウザを5つ紹介する。

Googleのサービスを頻繁に利用している人には必須の「Chrome」
  • メニュー項目は必要最小限に抑えられていて非常にシンプル。他のデバイスのChromeで開いているタブをiPhoneでも開ける

 Chromeは、言わずと知れたGoogleが提供するブラウザだ。Googleのアカウントを持っていて、パソコンや他のデバイスでもChromeを使っているなら入れておくと便利だ。IDやパスワードなどの情報をChromeに保存していれば、iPhoneからアクセスする際にも自動的にIDとパスワードが入力されるので、何度も入力しなくて済む(初回にGoogleアカウントの認証手続きが必要)。PC版のサイトを表示するようにサイト側に要求できるので、Safariでモバイル版しか表示されなくて困るという場合にも重宝する。

 また、Gmail、YouTube、Google Maps、Google Drive、Google+といったGoogleアプリへの切り替えをオンにしておけば、ブラウザ内でリンクを開くときに、自動的にこれらのアプリが起動するのも便利だ。ふだん、Googleのサービスを頻繁に利用している人には必須のアプリといってもいい。JavaScriptも利用可能で、連携可能なアプリが多いのも特徴だ。

ワンタップでEvernote、Twitter、FacebookなどにWebページを共有できる「Dolphin Browser」
  • 「共有」をワンタップするだけで、簡単に共有先を選択できる。いるかアイコンをタップすると、ジェスチャー機能を利用できる

 Dolphin Browserは、無料でありながら使い勝手も良く高機能なブラウザだ。Chromeからウェブサイトに普通にアクセスすると、いったんモバイル版が表示されるため、明示的にPC版をリクエストしなければならないことが多い。しかし、Dolphin Browserからアクセスすると、PCからアクセスしているのと同じとみなされることが多いので、Chromeより手間が少ないかもしれない。また、ワンタップでEvernote、Twitter、Facebookなどにウェブページを共有できるのも便利だ。

 PC版のChrome、Firefox、Safariに、Dolphin Connectという専用のアドオンをインストールしておけば、見ているサイトを別のデバイスに簡単に送信できるほか、履歴やブックマーク、パスワードを共有することもできる。さらに、ジェスチャー機能という面白い機能を利用すると、画面に一筆書きで図形を書くだけで、指定した動作を行ってくれる。

表示ブラウザの指定や、範囲を指定したスクリーンショットも可能な「Mercury」
  • ユーザーエージェントを切り替えることにより、さまざまなブラウザの表示をシミュレーションできる

 Mercuryウェブブラウザは、Dolphin Browserに似ている高機能ブラウザだが、ユーザーエージェント機能により、どのブラウザで表示するかを指定できたり、範囲を指定してスクリーンショットを撮れたりする特殊な機能が搭載されている。デスクトップ版のFirefoxとChromeに、Mercury Connectという専用のアドオンをインストールすると情報を同期できるのは、Dolphin Browserに似ている。

 拡張機能が豊富で、PocketやInstapaerなどの「あとで読む」系のサービスと連携できるほか、QRコードをスキャンして、新しいタブでウェブページを表示したり、広告をブロックしたりする機能まで揃っている。各拡張機能は、必要に応じてオン/オフを切り替えられる。画像などのコンテンツを長押しすることで、コンテキストメニューが表示され、保存したリンクをダウンロードすることも可能だ。ダウンロードしたコンテンツは、Mercury内のフォルダに保存できるので、管理が容易だ。

データ使用状況が分かる「Opera Mini」
  • 画面右下の「データ使用状況」で、ダウンロードしたデータの情報を確認できる。画像のダウンロードの有無などは、「設定」で指定する

 Opera Mini Web browserは、コンテンツを長押しすることでコンテキストメニューが表示されたり、トップページにブックマークをダイヤル形式で配置して素早くアクセスできるようにするスピードダイヤルが利用できるたりする点はMercuryウェブブラウザに似ている。また、Opera Linkを使えば、複数のデバイス間で同期できるのも他のブラウザと同じだ。しかし、Opera Mini Web browserの一番の利点は、データ使用状況が分かることだ。

 ウェブページの画像を受信するか否か、受信する場合は画質はどうするかなどを細かく指定できるほか、ウェブページのデータを圧縮して受信してくれるので、低速の回線にしか接続できない場合や、データ通信量に気を付けて使わないといけない場合などに威力を発揮する。SIMフリーのデバイスで、格安SIMを使っている場合にも便利だろう。

デスクトップPCを使うように、画面操作を行える「Puffin Web Browser」
  • ゲームパッドやマウスといった、モバイル用ブラウザでは珍しい機能が備わっている

 Puffin Web Browserの最大の特徴は、Flashをサポートしていることだろう。といっても、iPhoneで直接Flashを再生するわけではなく、クラウドコンピューティング技術を利用して、クラウド上で再生しているFlashをiPhoneに表示している。しかし、通常のブラウザと同様に、ほとんど違和感なくウェブブラウジングを楽しめる。主に、ゲームを目的として利用する人が多いためか、仮想的なゲームコントローラーを画面に表示することができる。また、トラックパッドモードも備わっており、デスクトップPCを使うように、iPhoneでカーソルを動かして、画面操作を行えるのだ。

 ウェブページを簡単にシェアできるようにするアドオン機能や、Chromeのタブと同期できる機能など、どちらかというと、モバイル用のブラウザというよりもデスクトップ版のブラウザに近い印象だ。Flashが必須の場合は、Puffin Web Browserは必須となるだろう。

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