サイバーエージェントは7月19日、同社が展開しているソーシャルゲーム「ガールフレンド(仮)」のテレビアニメ化に関する製作発表会を開催した。
ガールフレンド(仮)は、学園を舞台にさまざまなキャラクターの女の子との出会いを楽しみながら、数々の試練に挑んでいく学園カードゲーム。総勢80名以上の声優陣によるボイスを収録しているのが特長。2012年10月29日よりサービスを開始し、会員数は530万人を突破している。
テレビアニメ化そのものはすでに発表されていたが、新たに2014年秋からテレビ東京ほかで放送予定であることを公開。監督は林直孝氏、シリーズ構成には横手美智子さん、キャラクターデザインは堤谷典子さん、アニメーション制作はSILVER LINKがそれぞれ担当する。ゲームでは多数のキャラクターが登場するが、テレビアニメでは椎名心実(声:佐藤聡美)、櫻井明音役(声:佐藤利奈)、村上文緒(声:名塚佳織)、クロエ・ルメール(声:丹下桜)、望月エレナ(声:原田ひとみ)の登場が決まっており、ゲームに登場する声優陣がそのままアニメでも担当。その他キャラクターについては今後発表予定としている。
製作発表会では佐藤聡美さん、佐藤利奈さん、名塚佳織さん、丹下桜さんの4人が登場。それぞれの役どころの紹介の中では、クロエ・ルメールのしゃべり方も話題に上った。フランスからの留学生で独特なイントネーションでしゃべる日本語は、年末年始のテレビCMで話題となったことも記憶に新しい。このしゃべり方はディレクションによるものではなく、最初に丹下さん自身がイメージして演じた話し方がそのまま採用されたとのこと。今では逆に、日本語としてうまくしゃべってしまうとNGが出てしまうなどのエピソードも語られた。
アニメではキャラクターたちが動くこと、ゲームでは収録が一人であることから多人数での掛け合い収録ができることに喜んでいた。また、アニメのイラストや設定画の一部が公開されたほか、声優陣も見たことがないという第1話の台本も用意され、その一部分を声優陣自ら披露する一幕もあった。
この日急きょ登壇した、Amebaスマホのゲーム事業を統括するサイバーエージェントの大辻純平氏は、本作の企画時にはアニメ化をしたいという考えがあったようで、2014年秋には2周年を迎えることから実現させたと語った。
製作発表会にあわせてテレビアニメ公式サイトも正式に開設。このほかの展開として、専門マガジン「ガールフレンド(仮)マガジン」をKADOKAWA アスキー・メディアワークス ブランドカンパニーより8月から毎月22日ごろに発売。ゲームやアニメの最新情報に加えて、公式コミックを4本連載されている内容となっている。第1号では8月22日発売予定。また、ファミリーマートのインターネットショッピングサイト「famima.com」でのオリジナルグッズ販売も開始した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」