サイバーエージェントは12月22日、同社のソーシャルゲーム「ガールフレンド(仮)」のユーザー向け公開イベント「聖櫻学園クリスマスパーティー~ガルフレサンタが秋葉原にやってくる?!~」をベルサール秋葉原にて開催した。
ガールフレンド(仮)は、学園を舞台にさまざまなキャラクターの女の子との出会いを楽しみながら、数々の試練に挑んでいく学園カードゲーム。総勢80名以上の声優陣によるボイスを収録しているのが特長となっている。
イベントでは、インターネットラジオ「ガルフレラジオ~エレナと木乃子の秘密の放課後~」でパーソナリティを務める、姫島木乃子役の水橋かおりさんと、望月エレナ役の原田ひとみさんを進行役として、押井知役の藤田咲さん、栢嶋乙女役の内山夕実さん、掛井園美役の大坪由佳さんがゲストとして登場。人気声優陣が出演するとあってか、約500名分の整理券が11時には配布を完了。立ち見客も多く出るなど盛況となっていた。
冒頭では、水橋さんから「ダチャーン(原田さんの愛称)は今年も頑張りましたね」といって、この日物販で販売されたエレナの抱き枕カバーがプレゼントされると、原田さんは大喜び。さらに「中に入って」と、文字通り“中の人”になるように促すなど軽妙な掛け合いで会場を盛り上げていた。
藤田さん、内山さん、大坪さんも招き入れて「聖櫻学園クリスマスミニドラマ」と題したボイスドラマも実演。クリスマスパーティのプレゼントの中に爆弾が紛れ込んだことが発覚し、それを巡ってのドタバタ劇を描いたストーリーで、ゲーム中ではなかなか見ることができないキャラクター同士の掛け合いもさることながら、“腐女子”である掛井園美が会場の男性陣を見て大興奮したり、女の子が大好きな望月エレナがサンタ姿の女の子を見て暴走するなど、台本にもないであろうアドリブや観客を巻き込んだ展開に終始笑いが絶えないドラマとなっていた。
トークコーナーでは、藤田さん、内山さん、大坪さんによるサイコロトークが展開。ビックリした話を引き当てた藤田さんは、以前声優仲間と体を動かすタイプのゲームを買ったが、数カ月後には誰も遊ばなくなったという。
同じくビックリした話を引き当てた内山さんは、ある子ども向けアニメの声を担当しているが、そのキャラクターが大好きという近所の子どもの前でセリフを言ってみたら「違う!」と言われたことを挙げた。内山さんは「何が正解なんだろうって驚きました。相当似せてやったつもりなんですけど……」と言うと、登壇者から「本人だから!」とツッコまれ、笑いを誘っていた。
悲しかった話を引き当てた大坪さんは、あるときに突然ボールをぶつけられ、振り返ると子どもに「ゲットだぜ!」と言われたエピソードを披露。もっとも大坪さんが悲しかったのは、そのときに素っ気ない反応をしてしまったことで「あそこはもうちょっと、いい反応ができたと思うんですけどね……」(大坪さん)と悔やんだエピソードを披露していた。
イベントはこのあと、投げ入れたゴムボールを受け取ったファンにプレゼントするコーナーやじゃんけん大会を実施。最後は原田さんの提案で、全員がサンタ姿を一回転ターンして披露しながら退場して締めくくった。
なお同社ではグッズ展開を本格化。この日初めてオリジナルグッズを物販で発売。そのグッズは12月29日より東京ビッグサイトで行われるコミックマーケット85のフロンティアワークスブースでも販売される。さらに、2014年1月1日よりアニメイトやゲーマーズにおいて、グッズにゲーム内アイテムの特典を付けたハズレくじなしの「ガールフレンド(仮)おみくじ」の販売を開始する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」