Microsoftが正式に、Nokia携帯端末事業を傘下の部門として再編する。
同社は米国時間7月17日、Nokiaの元最高経営責任者(CEO)で現在は同社のデバイス部門を統括するStephen Elop氏を通して、2014年4月に買収完了したNokia事業に関する計画を明らかにした。Elop氏は従業員宛てのメモで、Microsoftにおける携帯端末の役割は、全社的なデジタルおよび財政上の戦略を強化することであり、かつてはNokiaハードウェア事業として存在したこの事業が「それ自体を目的とするもの」となることはもはやないと述べた。
例えば「Nokia X」のイニシアチブでは、「Android」OSの取り組みを廃止し、代わってMicrosoftの「Windows Phone」ソフトウェアに注力する予定だ。
MicrosoftのCEOを務めるSatya Nadella氏は同日、1万8000職の人員削減を行うと発表した。そのうち1万2500職はNokia事業部門から削減するとしており、今回のElop氏のメモはそのメッセージに関連して発表された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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