米Yahooの最高経営責任者(CEO)に就任してまもなく2年となるMarissa Mayer氏は、同社の2014会計年度第2四半期(6月30日締め)の純利益が19%落ち込んで2億7000万ドルになったことで、批判派に新たな攻撃材料を渡してしまった。
Yahooの第2四半期の売上高は、自社ウェブ資産へのトラフィックを増やすために支払う費用を除くと、10億4000万ドルだった。1株あたり利益は37セント。ただしこの数字は、アナリストの間でほぼ一致していた予想(売上高10億8000万ドル、1株あたり利益38セント)を下回っている。
こうした失点にもかかわらず、Yahooが中国のEコマース大手Alibabaの新規株式公開(IPO)で得る売却益の半分以上を株主に還元すると発表した後、時間外取引での同社株価は上昇した。Yahooは現在、Alibabaの株式の22.6%を保有しており、アナリストによると上場後には100億ドル規模の利益が転がり込むことになるという。
Yahooはまた、Alibaba株のIPOでの売却を、以前報告した2億800万株から1億4000万株に減らし、より多くの株式を手元に残す意向だとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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