ソフトウェア大手のMicrosoftは、Nokia Oyjの携帯端末部門統合に向け、この5年間で同社最大規模のレイオフを計画しているという。Bloombergが米国時間7月14日、同社の計画を知る情報筋らの話として報じた。
早ければ今週中にも発表される見込みの今回の人員削減は、Microsoftの他の部署と同じ業務を担当するNokia部門に加え、マーケティングとエンジニアリング部門が対象になりそうだとBloombergは報じている。Microsoftは4月、Nokiaのデバイスおよびサービス部門の72億ドルによる買収が完了するのに伴い、従業員数が約2万5000人増加した。
情報筋らはBloombergに対し、今回の人員削減は、5800人を削減した2009年を上回り、Microsoft史上最大規模になる可能性があると述べている。
米CNETはMicrosoftにコメントを求めているが、まだ得られていない。
野村証券アナリストのRick Sherlund氏は11日、Microsoftが7月22日に同社第4会計四半期決算報告をリリースする際に同社従業員数の5~10%に相当するレイオフを発表すると思うと記していたが、今回の報道は、その予測を後押しする形となった。Microsoftは、Nokia事業を25%縮小することによって、約10億ドルのコストを削減できる可能性があるとSherlund氏は見積もっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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