GoogleやMicrosoftをはじめとするハイテク大手5社が、25ギガビットイーサネットと50ギガビットイーサネットの両方について、仕様の策定を進めるためのコンソーシアムを設立した。
米国時間7月1日に発表されたこの新組織、25G Ethernet Consortiumには、Arista Networks、Broadcom、Google、Mellanox Technologies、Microsoftの5社が参加している。コンソーシアムの目的は、25ギガビットイーサネットと50ギガビットイーサネット、両方の標準規格を策定することで、さまざまなシステムに高速ネットワークを組み込むには、こうした規格が必要になる。クラウド技術の拡大によって、特にデータセンターを最適化する必要が生じており、こうしたタイプのパフォーマンスの重要性が高まっている。
3月には米国電気電子学会(IEEE)の公式な仕様を策定する計画が話し合われたが、十分な支持を得られないとの見通しから頓挫しており、今回のコンソーシアムはこれを受けて結成されたものだ。
コンソーシアムの構成企業では、この標準規格に基づいた技術が今後1年から1年半以内にも市場に出回る可能性があるとの見通しを示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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