ローソンは7月1日、食材の定期宅配サービス「スマートキッチン」のサービスを大幅に刷新した。ネットスーパーと定期宅配を兼ね備えた「ローソンフレッシュ」としてリニューアルし、新たに第2類、第3類の医薬品の取扱いも開始した。
同社は、2012年12月にヤフーとともに合弁会社スマートキッチンを設立。2013年1月にサービスを開始したが、思うように業績が伸びず、2014年7月1日付でスマートキッチンの食材宅配サービス事業を会社分割によりローソンに承継することとなった。ヤフーは資本金4億9000万円のうち49%を出資していた。
これまで、スマートキッチンでは定期宅配を前面に押し出していたが、ローソンフレッシュでは全国に配送するネットスーパー「カート購入」と、首都圏を中心とした定期宅配サービス「週イチ宅配」の2種類から選べるようにする。
また、より商品を選びやすいように品揃えを2万3000点から1万6000点へと絞り込んだほか、「ローソンホームドラッグ」を吸収し、約500種類の医薬品(第2類・第3類)も購入できるようにした。スマートキッチンで好評だった時短商品「10分簡単手料理キット」は引き続き販売し、新たに健康志向のナチュラルローソン監修の手料理キットなども提供する。
ローソンフレッシュの商品は配送センターから直送されるため、今後は物流網の構築をさらに進めるほか、リアル店舗との連携なども実現していきたいという。
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