ここでは、7月1日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
Googleは、「Android」および「iOS」向けの文書作成アプリ「Quickoffice」を終了することをブログ投稿で明らかにした。同アプリは今後Android端末にプレインストールされることはなく、数週間で「Google Play」とAppleの「App Store」から削除される。アプリを既にインストールしている人は利用を続けることができるが、Googleからのサポートや新たなアップデートはなくなるということは認識しておくべきだろう。
Twitterは米国時間6月30日、モバイルデバイス向け広告技術を手がけるTapCommerceを買収すると発表した。中核のソーシャルネットワークにとどまらない事業拡大を目指す動きだ。eBayやゲームメーカーのSupercellなどが採用するTapCommerceの技術は、アプリをダウンロードしたユーザーに、もう一度そのアプリを開いて利用することを促すもの。すでにインストール済みのアプリにユーザーを導き、商品の購入につなげられるため、特に小売業者にとっては魅力的な技術と考えられる。
Googleは米国時間6月30日、ソーシャルネットワーク「Orkut」を2014年9月末に閉鎖すると発表した。Facebookと同じ2004年に開設された同サービスは、オンラインでの交流や写真共有のためのハブである。同サイトは、米国ではユーザー獲得に成功したとは決していえないが、インドやブラジルなどの国では成功を収めていた。
「Google Glass」を社会に受け入れてもらうGoogleの取り組みは、あまり成功していないようだ。英国でのGoogle Glass発売から6日後、早くも同国の映画館がGoogle Glassの着用禁止に乗り出した。英紙The Independentの報道によると、英国の映画館事業者団体The Cinema Exhibitors' Associationの最高責任者Phil Clapp氏は次のように述べているという。「映画が上映中か否かにかかわらず、観客は映画館の座席では同製品を着用しないよう求められることになる」
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