キヤノンは7月1日、スマートフォンから証明写真を作成できるアプリ「スマホで証明写真」を発表した。Android向けで、「Google Play」からダウンロードできる。料金は税込みで100円。
証明写真のサイズは、30×24mm(運転免許証など)、40×30mm(履歴書など)、45×35mm(パスポートなど)といった利用頻度の多いサイズを選択できるほか、1mm単位でのカスタムサイズ設定も可能。
最大の特長は、キヤノンのプリンタを使用すると、指定したピッタリのサイズに仕上がることだ。証明写真アプリは数多く出ているが、プリントすると証明写真のサイズに若干のズレが出ることがほとんどという。また、キヤノン以外のプリンタを使用する場合でも、設定オプションから1%単位で微調整(拡大と縮小)できるため、何度か出力すればピッタリのサイズに仕上げられるという。
作成方法はまずアプリケーションを起動し、「新規作成」画面で証明写真のサイズを選択後、使用する写真を選択もしくは撮影する。顔認識機能により、証明写真のサイズに合わせて自動でレイアウトされる。好みの明るさや補正をしてプリントすれば完成だ。なお、背景を補正したり選んだりできる機能はないので、撮影時に注意しておきたい。
出力は、L判でプリントする。1枚あたりのコストは約15円(PIXUS MG7130/大容量インクタンク、キヤノン写真用紙・光沢 ゴールドL判使用の場合)と一般的な自動証明写真機と比較して、安価に証明写真を作成できる。作成したデータはメールに添付でき、PCからの出力も可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス