6月19日にベルサール汐留で開催された「CNET Japan Live 2014 summer あらゆるモノがつながる世界~IoTが起こす新ビジネスイノベーション~」の展示ホールでは、IoT時代の到来を先取りした様々な製品やソリューションが展示された。
ゼネテックは、「Oculus Rift」に代表される没入型3Dデバイス向けのコンテンツプラットフォーム「DIVEMACHINE」を活用した映像体験のデモンストレーションを展示。参加者は実際にOculus Riftを装着して様々な映像を体験していた。
モーションコントロールデバイスを活用した映像体験では、ジャングルや南の島の中を歩き回りながら手をかざしたりコントローラーを操作することでアクションが生まれる仕組みを体験できた。
また、「CyberPhonic/Ambisonic 環境音再現システム」のデモでは、環境音楽家の小久保隆氏と共同でジャングルで聞こえる音を360度の臨場感で体験できる空間把握・空間演出の研究結果を披露。そして、パノラマ撮影スペシャリストの中谷孔明氏と制作した「360度全天周映像配信システム」では、Oculus Riftを装着した状態で全天周映像を楽しめるデモも紹介した。
ゼネテック ソリューションビジネス部の沼倉正吾氏は、「DIVEMACHINE」の企業への導入について、エンターテインメントだけでなく建設中のマンションの空間シミュレーションや飛行機パイロットのフライトシミュレータ、医療や教育への活用など、幅広い用途で提供していきたいとしている。
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