6月19日にベルサール汐留で開催された「CNET Japan Live 2014 summer あらゆるモノがつながる世界~IoTが起こす新ビジネスイノベーション~」の展示ホールでは、IoT時代の到来を先取りしたさまざまな製品やソリューションが展示された。
リクルートテクノロジーズは、「コンテンツビジネスのリクルートがもしもIoTを活用してデバイスやサービスを創ったら」というコンセプト展示を展開。レストランにIoTやウェアラブル端末を導入した“未来のレストラン”を紹介した。
同社アドバンストテクノロジーラボの櫻井一貴氏によると、今回の展示では集客、接客、メニュー選び、会計といったレストランのオペレーションにIoTを活用。非接触型端末iBeaconを活用して付近の顧客にクーポンなどをプッシュ通知したり、グラス型端末で顧客の顔を認識して顧客情報を呼び出したりする斬新なデモンストレーションを実施。そのほか、メニューを選べるディスプレイ型テーブルや、玉子型のiBeacon端末を使った会計のデモなども披露していた。
また、会場では同社が開発中のウェアラブルデバイス「lily」のプロトタイプも展示。これは女性をターゲットにしたブレスレット型端末で、スマホが着信した際や、スマホを放置した際のアテンションなどの機能を搭載している。近く製品化を予定しているそうだ。
櫻井氏は、「自由な発想で新技術の開発に取り組み、リクルートの既存サービスとの連携によるシナジーを生み出していきたい」としている。
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